趣味

2008年11月25日 (火)

ーホルンの練習方法ー

 マンション住まいでは実際に音出し出来るのは土日祭日、平日はまず無理である。若い頃は仕事帰りにヤマハの練習室を借りて練習したこともあった。幸い現在の住処はすぐ近くに埋め立て地があって、暖かい時期なら夜屋外でひと目(ひと耳)を気にせず練習出来るかもしれないが、まだ10月に再開したばかりで、しかも今は冬。いまのところ、時間にして1時間ほどマウスピースだけを使った音出しで我慢している。サイレントホルンも有ることは有るがミュートがかかった感じの音になって、却って音が遠くまで通ってしまいそうだった。だったと言うのは、過去に使ってみた時の印象で、今回はそこまで至っていない。例の入歯で練習を再開してひと月、なんとか下のCから上のE♭(真ん中のCの上の)まで音が出るようになった。まだまだ音が素直には出てくれないし、音揺れもひどいものだ。
 楽器はヤマハのフルダブルとハンスホイヤーのB♭シングル。ハンスホイヤーは学生時代にネロ楽器の勧めで購入。17万。ノーラッカー仕上げで買って1週間くらいで変色を始め、すぐ真っ赤になった。大学の後輩に赤いホルンと呼ばれていた。音はいい。ヤマハは30代に値段につられて(特価品)購入、ラッカー仕上げで見た目は新品。全然吹き込んでいない、全く鳴らない。

ーアマチュアオーケストラー

 わが街F市にある市民オケの定期を聴いて来た。プログラムはフォーレ、サンサーンス、リムスキーコルサコフのシェーラザード。
なんとも言いようがない。自己満足。聴くべきところが全く無い。こういうのはお金を取って聴いてもらう代物ではない。お金を払ってアルバイトでも雇って観客になってもらうほうが理に適っていると思う。以前、歌を歌うのが好きなアメリカの大富豪の妻がカーネギーホールでコンサートを開いたが、観客は全てにせもの、知らないのは本人だけだったという話を聞いたことがあるが、あれと同じだ。
 とここまで書いておきながら、実は演奏する立場からすると気持ちは本当によくわかる。来年はブルックナーの7番をやるそうだ、ぜひ一緒に吹いてみたい。
 支離滅裂だが、アマチュアだから下手で当然、金を取らずに客なんかいなくてもよいではないか、アクロス貸し切りでやりたい放題でどうだろう。

2008年10月18日 (土)

ー22年前のレニングラードフィルー

 今日午後3時ホルン用入歯完成、少し吹いてみる。何年振りかで音が出る。もちろんまともな音は出ない。やっとG、A♭あたりが出る。それでも目処は立った。先は長いが初めて楽器を手にしたときもきっとこんなもんだったろう。
 ところで何のいたずらか、今は亡き親父を連れて聴きに行ったヤンソンス指揮レニングラードフィルをテレビで流している。サントリーホールでのショスタコ5番とチャイコの4番。われわれの聴いた福岡公演ではショスタコ5番にチャイコの5番。会場の響きのせいか、親父がうるさかったと言ったのを今でも思い出す。PAを使っていたような気もする、音が後方からガンガン聴こえていた。また、帰り際に学生時代世話になったN楽器の方にばったり会ったのも懐かしい思い出だ。今回久しぶりに聴いてみて感動したのだが、このオケのホルンの音は他では聴けない独特のもの、音に艶があり太くてしかも中身の詰まった、曖昧なところが全くない、音が拡散せずそのまま耳まで届いてくる。楽器そのものが鳴っているのだ。

2008年10月13日 (月)

ーホルンと入れ歯ー

 先月テレビで吹奏楽の番組を何気なく見ていたら、総入れ歯の男性が本番前に入れ歯を洗っている場面が映し出されて、これだっと思った。、最初は下顎にかぶせるマウスピースのようなものを考えていたのだが、行きつけのA歯科で相談したところ非常に協力的で、あれこれ調べてくれて結局下顎の入れ歯をホルン吹き専用に作ってくれることになった、しかも保険で、今週末完成する。歯に不安を持っている管楽器奏者は結構いるようで、これでうまく吹けたら朗報となるだろう。ただしブランクが長過ぎてまともに音が出るようになるまで何ヶ月かかることやら!

2008年8月18日 (月)

2008北アルプス(薬師・黒部五郎・三俣蓮華・双六)山行報告

 山はいい。また性懲りも無く山へ出かけた。去年に引き続きO氏と同行。今回は折立から太郎平、薬師、黒部五郎、三俣蓮華、双六を経て新穂高までテント山行。昨年は事前トレーニングを怠って大変な目にあったので、今年はジョギングや近場の山で鍛え準備万端。ザックは10.8kg+水。
 8月7日(木)JALにて伊丹へ。チェックイン時ガスボンベをいきなり取り上げられてしまった。飛行機を使って山へ入るのは今回が初めてで、大失敗。別ルートで富山へ先行していたO氏へメールし何とか手に入れてもらった。感謝。
 伊丹からバスで新大阪、さらに夜行バスで有峰口へ。
 8月8日(金)朝5時30分有峰口駅到着。富山地方鉄道の駅舎でしばし休憩、昨晩コンビニで買っておいた朝食をとる。6時05分富山発折立行きのバスに乗りO氏と合流。7時すぎに折立着、水を2lタンクに満たし7時14分登山開始。天気は快晴。三角点までおよそ2時間、スローペースでのスタートである。前の晩、見た目はハイデッカーの豪華なバスであったが、中は4列シートで狭苦しくよく眠れぬ夜を過ごした身には、それでも少ししんどい。三角点の上のベンチで新潟越南高校登山部の3人と雑談。
 案の定昼過ぎからガスが出て来る。13時11分薬師峠テン場着。本日の歩行6時間6分。とりあえずわき水で冷えたビールで乾杯! ここのトイレは新しく手入れも良く行き届いて気持ちが良い。
 8月9日(土)6時28分テン場発。今日は薬師岳ピストン。いきなりの急登から雪渓の残る稜線へ。天気も良く心地よい尾根歩きが続く。8時54分頂上へ。剣、立山から後立山、表銀座、手前に赤牛、水晶、鷲羽、笠ケ岳と素晴らしい眺望。薬師岳山荘手前で越南高校登山部と再会。生徒1人に顧問2人、若者の登山不人気は相変わらずである。今日はこのまま折立まで下山する由。小屋で牛丼+生卵で昼食、900円。ポツポツと降り出した雨が12時20分テン場着とほとんど同時に土砂降りとなりテントへ逃げ込む。雨音と雷鳴をBGMにしばし昼寝。後で聞くと雹まで降ったそうだ。夜、隣の大型テントの一団の話し声がやけに聞こえた。
 8月10日(日)隣の若者と挨拶。薬師から五色が原、立山、大日と7日間の単独縦走、ロールパン50個を圧縮して持って来たとか、ザックの半分は食料だそうだ。若さが羨ましい。4時52分今山行の核心部、黒部五郎へ向け出発。途中太郎平小屋にてTシャツを購入、天気を確認する。この稜線ではお花畑の連続、写真撮りで忙しくなかなか距離を稼げない。谷を挟んであこがれの雲ノ平。7時40分北ノ股岳通過、9時04分中股乗越、11時黒部五郎の肩、空荷で山頂へ。ガスの切れ間からカールが光り輝いて見える。カールでくつろぐ登山者のひとりひとりが手に取るように見える。我々もカールへ下りることにする。カールの水のなんとうまいこと!一歩一歩汗を流してここまで到達した者だけに味わう事が出来る、至福のときだ。水を欲張って汲んだせいでO氏に先行されてしまう。下流側に熊の親子らしきものを発見、写真に撮る。(後日拡大してみると熊ではなく岩影であったが)この状況で追いかけられたらと想像しただけで恐怖心にかられ急ぎ足でO氏の後を追う。14時黒部五郎小屋到着。テン場はまだガラガラ。受付をすませて生ビールで乾杯。これが無いと山登りなぞやるもんじゃない、と思うが相棒はジュースで乾杯している。本日の歩行8時間13分。生ビール900円、弁当1000円、リンゴ300円、SOYJOY200円。
 8月11日(月)快晴。山旅もここまでくるとフィナーレに近づいてだんだん寂しくなってくる。5時30分黒部五郎テン場発。7時24分三俣山荘への分岐で鷲羽岳を目指すO氏と別れ、ひとり三俣蓮華へ。8時三俣蓮華岳山頂、黒部五郎小屋で作ってもらった弁当で腹ごしらえ。素晴らしい眺めだ、ここから双六小屋までは槍穂を眺めながらの稜線漫歩を楽しむ事が出来る。お花畑も見事だ。10時双六岳山頂。これから新穂高まで降りるという単独の若者(女性)に写真をお願いする。11時10分双六小屋着。日本海から静岡まで競技登山中の選手と雑談、昨晩はスゴ乗越泊で今日は上高地を目指している、水と食料は持参ただし途中調達可、参加20名、サポートは無しだそうである。小屋でTシャツを購入してこちらも出発。12時40分弓折岳鞍部、13時30分鏡平山荘。込み具合を尋ねるとふとん1枚にひとりで空いている様子。鏡平にテン場は無い。ここで泊まるかどうか迷ったが、後ろ髪を引かれるようにして出発。ここからは前後に人影は無く、途中1組の男女(学生?)に追い越されたのみで非常に心細い思いをした(登りの集団とは5〜6組とすれ違った)。さらに追い打ちを掛けるようにシシウドガ原を過ぎたあたりから雨がポツリポツリと降り始めた。林道へ出る頃には本降りとなって、途中ほとんど休憩を取らずに16時20分ようやくわさび平山荘へたどり着く。本日の歩行7時間53分。地獄に仏とはこのことだろうか、小屋には清潔なお風呂(残念ながら温泉ではないが)があって今日一日の疲れをいっぺんに吹き飛ばしてくれた。今山行初めての小屋泊まり、1泊2食8千円、生ビール700円。ふとん1枚にひとり、スタッフの応対もとても良い、雨も夕方には止み青空が見えて来た。ただし、夜中に足先をダニか何かに数カ所刺されてそのカユミには往生した。同宿の人達は何事も無かったような顔をしていたのは不思議。
 8月12日(火)快晴。今日は上高地へ昼までに着けば良いので遅い出発。6時小屋のお嬢さんに見送られて出発。笠ガ岳の岩壁が朝日に輝いている。7時50分のバスで平湯温泉へ、ターミナル3階の温泉でほっと一息、生ビールが美味い。また、浴槽から笠ガ岳の眺めもお薦め。10時30分のバスで上高地バスターミナルへ。奥穂、前穂、吊り尾根の眺めが素晴らしい。山行の締めくくりにふさわしい眺めだ。総歩行時間28時間08分。
 O氏とは今回2度目。とても積極的で社交的だ。この歳(還暦まであと数年)になってくると最早居直って現状に甘んじてしまうが、異質なひとと交わるのは新鮮かつ刺激的である。自分の欠点や不足しているとことが良く見えて来るのである。自分と未来は変える事が出来るのだった。P1000648
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